ヘイリバーでオーロラを見る

ヘイリバーの情報があまりに少ないんでまとめておきます。

ヘイリバーまでの行き方。

グレイハウンドバス（ヘイリバーに行く公共機関はたぶんこれだけ…だと思う）
エドモントンから16時間　2週間前割引で往復190ドル(2009年）
バンクーバーから32時間（帰りは36時間）　同250ドル（だったような）


宿泊

B&B The Harbour House
P.O.Box 54
Hay River, N.W.T.
X0E 0R0
電話　867-874-2233

一泊一部屋
シングル　75ドル+5%（GST)
ツイン　　100ドル+5%

ネットで予約は出来ません。
電話かけて自力で予約しましょう。


宿にあるもの。
・朝食用のパン。牛乳。マーガリン。ジャム。コーンフレーク。オートミール。
　ない場合はオーナーに頼んでみてください。パンと牛乳は持ってきてくれた。
・日本人が置いていったと思われる調味料各種（ポン酢、醤油有り）
・フライパンなど調理器具。
・電熱調理器具。ガスじゃないので火ではないです。
・オーブン（本格的なの）
・トースター
・皿、コップ

そう言えばサラダ油はなかったな。あと箸も。
買って置いていけば、それがそのままあると思うので状況は一刻と変わると思います。

宿は町から結構遠いです。歩くのは無理。特に冬場は。
ちなみに歩いてみましたが、途中で挫折してタクシー拾おうとしてリック（オーナー）に偶然拾われました。
ヒッチハイクも無理でした。
移動手段はタクシー以外は皆無なので、食料調達が大変でした。
タクシーは約20ドル（片道）

到着時と帰る時は送迎があり。オーナーか、親類の誰か（？）がお出迎えしてくれます。
到着した時に、食料は買うのか？と聞かれるので絶対行っておきましょう。
宿泊分の食料を調達しておくといいと思います。
買い出しは上記の通り大変なので、ご利用は計画的に！

ちなみにFidoのケータイは圏外です。使えねー。
auは電波ありましたよ。


オーロラ鑑賞

宿に防寒具そろってます。無料。
　　・ジャケット
　　・ブーツ
　　・目出し帽
　　・軍手
三月ならこれだけあれば十分だと思う。あと厚手の靴下、マフラーもありました。
観賞場所は宿から100mほど離れた凍った湖の上。
宿を出て左手の方向に進んで木の間を抜けて、公園の遊具みたいなのの先が湖です。
明るい内に確認しておくといいかも。暗いと全然わからないから。

あとはオーロラ出現をひたすら待つ。
寒くなったら帰る。
元気が出たら出る。
の繰り返し。
近いんで往復はそんな苦じゃないかな。
朝の5時ぐらいまでは粘って良いかもしれない。
でも一番綺麗に見られるのは、たぶん10時から12時ぐらいの間だと思われます。一回しか見てないからなんともいえないけど、ちょうどその時間帯にオーロラが真上に来てカーテンの揺らめくようなのもばっちり見られたから。
それ以降だと北東の空の方向に見えていてかなり遠かった。

あと、朝日も結構綺麗なのでお勧め。三月の日の出はたぶん7時から8時の間じゃないかな。
日の出はネットで調べられます。


オーロラ撮影
本格的な撮影は、本格的な説明サイトでどうぞ。

とりあえず、普通のデジカメで撮れます。
富士フイルム　夜景モードで撮影ができた。
パナソニック　星空モードで撮影できた。
ちなみにオーナーの持っていたIXYでも撮れてました。
私が買ったパナソニックDMC-FZ28にも星空モードがありますが、マニュアル設定が一番いいですね。
F2.8
シャッタースピード15～30秒
ISO400～800
でいけました。
フラッシュ焚くと、オーロラと一緒に自分も撮れます。
シャッター切れるまで微動だにしてはいけませんが。
レリーズは特に必要だと感じませんでした。タイマーで十分だし。
タイマーなくても全然いけましたよ。

撮影時はものすごく寒いので厚手の手袋の下に軍手付けてるといいと思います。
素手は寒すぎるし、カメラもものすごく冷えてるし。
指にぴったりしたのだと動かしやすくて便利でした。


日中
暇つぶしがかなり必要です。

宿にあるもの
・有線LAN（一本のみ）
・テレビ、DVDビデオデッキ
・チェス盤（三つか四つあった）
・ボードゲーム（英語）
・日本語のオーロラ解説ビデオ（暇つぶしにどうぞ。結構いいです）
・他映画ビデオ。
・アシモフ監修の常識クイズ（もちろん英語）
・トランプ

アクティビティ（私が行ったときにあったものです）
・犬ぞり　　40ドル
　専用のコースをぐるっと回るだけ。所要時間約10分
　私はそんなにエキサイトしなかった。

・湖での漁　50ドル
　　釣りじゃありません。
　　湖の氷の下に仕掛けた網を引く、漁のお手伝い。
　　ひたすら魚を選別して拾っていく作業のようです。
　　軍手で作業するようですが、生魚を掴むため全体的に相当生臭くなるようです。
　　午後2時ぐらいから夜8時までの超ハードワークを覚悟しましょう。（経験者談）
　　切り身の魚が貰えます。

　　その後のオーロラ鑑賞に影響が出るのを覚悟しましょう。
　　二人はほとんど寝てました。

・クロスカントリースキー　無料
　　宿にカントリースキー一式そろってます。
　　湖の上を果てしなくゆくそうです。

・スノーモービル　30ドル
　　絶対に運転はさせてくれないようです。
　　後ろに乗ってても猛スピードで突っ走るそうなので割と面白いとか。
　　昼と夜のコースがあるようです。

DSとパソコン持っててよかったと思いました。


その他
持って行くと良いもの。
　・カイロ
　・乾燥対策クリーム
　・日焼け止め（雪上歩くなら）

　特に乾燥対策は重要です。かっぴかぴになります。
　オーロラ撮影の注意事項に必ずあるのが
　「外から戻ると結露するので袋に入れて、布で包んで！」
　これ全然必要ありません。
　眼鏡も曇らないほど室内は乾燥しまくり。
　そのせいで静電気もすごいです。
　私は明かりのスイッチ入れるたびに青い光見てイタって言ってました。
　静電気で要注意なのは、メモリーカードです。
　静電気でデータ全部飛ばさないように注意してくださいね。


記念ピンバッチ
　町のタウンホールというところで、ヘイリバーの記念ピンバッチがタダで貰えます。リックが教えてくれました。ついでになんかの記念証書もくれます。名前入りで。
　記念にどうぞ。日本人が行けばすべてを察してくれるので、買い物ついでに寄ってみてはいかがでしょう。スーパーマーケットを出て左に300mくらい行ったところにあります。隣が図書館。
　酒屋はスーパーの向かいにあります。真っ正面なんだけど100mくらい離れてます。



また思い出したら追加して気が向いたら写真貼ります。